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【Phothoshop cc 2017】(フォトショップ)意外と知らないレイヤースタイルの使い方と解説

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レイヤースタイル完全紹介
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完全独学で風景写真を始めて7年でようやく仕事の依頼をもらえるようになってきた北海道出身栃木県在住のフォトグラファー。 ひょんな出会いから和紙ックという商品の公認フォトグラファーになれたり、奥飛騨温泉郷再生プロジェクトのビジュアルを担当させて頂いたり、振り返ると人生は縁だという事を常々感じ、ボランティアや人との出会いに積極的に時間を使っています。 好きな言葉→【自分事】【必要な時に必要な場所で必要な出会い】 カメラは今迄もこれからも『SONY一筋』
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こんにちはあゆむです!

今回は凄く便利で、知ってると表現の幅がぐぐっと広がる「レイヤースタイル」をご紹介していきます。

レイヤースタイルを知る前にはレイヤーについて理解している必要があります。

まだレイヤーを理解していないという方はこちらをどうぞ↓(別タブで開きます)
「これでもう挫折しない!超重要なレイヤー選択と重なり順!動画あり」

 

レイヤースタイルとは

 

まず公式adobe社の解説

Photoshop では、シャドウ、光彩、ベベルなどの様々な効果を使用して、レイヤーの内容の外観をすばやく変更できます。レイヤー効果は、レイヤーの内容にリンクされています。レイヤーの内容を移動または編集すると、変更された内容にも同じ効果が適用されます。例えば、テキストレイヤーにドロップシャドウを適用した後、新しいテキストを追加した場合、新しいテキストにも自動的にシャドウが追加されます。

レイヤースタイルは、レイヤーまたはレイヤーグループに適用された 1 つ以上の効果です。Photoshop に用意されているプリセットスタイルを適用することも、レイヤースタイルダイアログボックスを使用してカスタムスタイルを作成することもできます。レイヤーパネルのレイヤー名の右にレイヤー効果アイコン  が表示されます。レイヤーパネルでスタイルを展開し、スタイルを構成している効果を表示したり、編集したりすることができます。

単一のレイヤースタイルで複数の効果を適用できます。また、いくつかの効果の複数のインスタンスで、1 つのレイヤースタイルを構成することができます。

引用:adobe公式HP

うん。難しい。

という事で簡単に言うと、

レイヤースタイルとはレイヤーに対して様々な効果を与え、簡単に外観を変えることが出来る。

と考えてもらえればOKです!!

 

他にもadobeが解説している事を簡単に言うと

1.レイヤー効果は一枚のレイヤーとリンクしている

2.レイヤースタイルは元々用意されている効果だけではなく、用意されている効果をオリジナルにカスタマイズでき、保存する事もできる

3.レイヤースタイルはレイヤーパネルで簡単に表示非表示を切り替え出来る

4.一つのレイヤーに対して複数の効果を使用できる

ざっくり簡単に言うとこんなところです。

もう少し掘り下げましょう

 

1.レイヤー効果は1枚のレイヤーとリンクしている

画像にある通り、レイヤー効果はレイヤーごとに効果を付与するものなので、他のレイヤーに対しては直接なんらかの影響をあたえません。

あくまでもレイヤー1枚毎なので、自分がどのレイヤーに対して効果を与えたいのかを意識してレイヤー選択しましょう。

効果が確認できない時は全く関係ないレイヤーを選択している可能性があります。

 

2.レイヤースタイルは元々用意されている効果だけではなく、用意されている効果をオリジナルにカスタマイズでき、保存する事もできる

レイヤースタイルの各項目には詳細に数値や効果を調整できるダイアログボックスというものが用意されています。

例として「ベベルとエンボス」という効果を見てみましょう。

画像のテキストは上から

ダイアログボックス→スタイル→ベベル(内側)→方向上へ

ダイアログボックス→スタイル→ベベル(内側)→方向下へ

ダイアログボックス→スタイル→エンボス

となっています。

見ての通り方向が違うだけでも違いがあるのがはっきりとわかります。

更に、様々な数値を調整する事もできるので、簡単にオリジナルのスタイルを作成することが出来ます。

カスタマイズしたスタイルは画像右側にある「新規スタイル」から名前を付けて保存できるので、いつでもお気に入りのスタイルを使用できるようになります。

因みに使用する際は画像左上の「スタイル」をクリックし、一覧表示の中から使いたいスタイルを選択しましょう。

 

3.一つのレイヤーに対して複数の効果を使用できる

これはそのままです。

一つのレイヤーに対して複数の効果を使用できるので、テキストロゴ等でも、より複雑で凝った作品を簡単に作る事ができます。

ただ、それぞれの効果を効果的に組み合わせると素晴らしい作品ができますが、ただやみくもに効果を組み合わせると素人くささみたいなものを感じる作品になりかねないので、面白いからと次から次に効果をたしていくのはやめましょう

 

4.レイヤースタイルはレイヤーパネルで簡単に表示非表示を切り替え出来る

物凄く便利な機能です。

基本中の基本であるレイヤーパネル内の「目」のアイコンをクリックする事によって表示非表示をきりかえられるのですが、レイヤー効果の横にも同じく「目」のアイコンが表示されます。

ここでのポイントは「効果」と「ベベルとエンボス」両方に「目」のアイコンがあること。

これは複数の効果を使用していた場合にそれぞれに表示非表示ができるという事を表しています。

「効果」の隣にある「目」のアイコンを押すと一括ですべての効果を非表示できます。

効果の確認は表示非表示をきりかえながらの繊細な作業が続くのでとても重宝する機能だと思います。

 

レイヤースタイルのダイアログボックス紹介

 

ここからは実際にダイアログボックスの中にどのような効果があるのかを紹介していきたいと思います。

先ほども言いましたが、効果にはそれぞれダイアログボックスがあり、その中の項目を変えるだけで全く別の外観になるという事も珍しくないので、ここで紹介するのはごくごく一部の表現でしかないことを理解してください。

それぞれの効果の詳細については後日全効果を個別に紹介していきますので、ここでは画像と今回適用した効果値と簡単な説明だけにとどめます。

今回は見てるだけでも凄く楽しいと思います(笑)

それでは

1.スタイル

これはプリセットとして元から入っているスタイル効果や自分が新規で追加したスタイルの一覧が選択できる項目です。

各項目をクリックすると、どんな効果が適用中なのかも表示してくれますし、クリックするだけで選択中のレイヤーが適用後の状態で表示されます。

 

2.ベベルとエンボス

見てもらうと分かると思うのですが、ハイライトとシャドウを利用し、立体感を表現するのに適しています。

設定項目が他の効果よりも多いのですが、その分表現の幅は広くマスターすればかなり使用頻度の高い効果だと思います。

ベベルとエンボス

3.境界線

文字通り見た目通りにレイヤー内容に境界線をつけてくれます。

境界線

 

4.シャドウ(内側)

ここではテキストの内側にシャドウを追加する事によってレイヤー内容がくぼんで見えるような効果があります。

シャドウ(内側)

 

5.光彩(内側)

シャドウ(内側)とは逆にレイヤー内容の内側から光を放射したようなイメージ。

光彩(内側)

 

6.サテン

生地のサテンのようなイメージ。

つやをだすのに適しているとおもいます。

光彩(内側)

 

7.カラーオーバーレイ

レイヤー内容を選択色で塗りつぶすといった感じ

カラーオーバーレイ

 

8.グラデーションオーバーレイ

レイヤー内容を選択色のグラデーションで塗りつぶすといった感じです

グラデーションオーバーレイ

9.パターンオーバーレイ

これは色ではなく、特定のパターンで塗りつぶすといった感じです

パターンオーバーレイ

 

10.光彩(外側)

これはレイヤーの外側から光を放射するという感じです

光彩(外側)1

 

 

11.ドロップシャドウ

レイヤー内容の背後にシャドウをおくことで、レイヤー内容に浮かんでいるような印象を与えることが可能です

この効果を使う事でかなり文字が読みやすくなるのでブログのアイキャッチなんかでは使いやすさをかんじます

ドロップシャドウ

 

ポイント

各項目の隣にあったりなかったりする「+」の項目は同じ効果を2個以上追加できる効果にのみついています。

今回は分かりやすいようにテキストで紹介したのですが、もちろん画像にもレイヤースタイルを適用する事はできます。

一応載せておきますが、これを見ても分かる通り、実用性を考えるとテキストで使用する事の方がおおいでしょう。

 

以上がレイヤースタイルのダイアログ内の効果紹介でした。

 

まとめ

 

まとめ
レイヤースタイルとは簡単にレイヤーの外観を変えることができ、特にテキストにおいての使用効果の実用性は高い

レイヤースタイルで様々な効果を使いこなすことで表現の幅は大きく広がり、かなり遊べる!!

組み合わせ、可能性は無限大!!

 

ということで、画像を見ただけでもなんかわくわくしますよね(笑)

わからないなりにたくさん遊んでみてください!!

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