アマチュアでも売れる!写真販売のポイント5選

こんにちはあゆむです。
突然ですが、あなたは撮影した写真をお金に換えていますか?
自分の写真を買ってくれる人なんかいないと勝手に決め込んでいませんか?
今日はあなたが真剣に撮影している写真が、ただただハードディスクに溜まっていくだけという現状を打破してもらいたいという想いでこの記事を書くことにしました。
それでは
・撮影にかかるお金を写真から捻出する為の初めの一歩を踏み出せる。
・今よりもっと撮影が楽しくなり、写真のことが好きになる。
以上を踏まえて、
・自分の「好き・得意」をお金に出来ればいいなって考えてる人。
・自分の撮影した写真で多くの人と共感したいって人。
※一刻も早く具体的にどうすれば売れるか気になる方は、もくじから「写真販売のポイント5選」までとんでください!
はじめに
生活費を写真の販売のみでまかなうのは難しくても、おこずかいを増やす程度であれば、一眼レフカメラに限らずスマホ、コンパクトデジタルカメラで撮った写真でも稼ぐことは可能です。
ただし!!
今この時代、黙ってても写真が売れるような時代ではありません。
一億総カメラマン時代
今はほんとにアマチュアカメラマンのレベルが高いんです!!
おそらくあなたもインスタグラムのようなSNSや、PHOTOHITOを代表とする写真共有サイト、各カメラメーカーが運営するような写真共有サイトを見た事があると思いますが、とにかくレベルが高い!!
(写真共有サイトを見たことがないという方の為にPHOTOHITOのリンクを置いておきます。)
写真共有サイト:PHOTOHITO – 人と写真をつなぐ場所
人と写真をつなぐ場所PHOTOHITO(フォトヒト)は、撮影した写真(画像)を投稿して他のユーザーと共有したり、カメラやレンズ、あらゆる被写体、撮影地などから写真(画像)を探すことができる写真共有サイトです。
自分なんかよりずっと凄い写真を撮る方達もたくさんいる中で、
「自分の写真なんか売れないよな。でも売れたらいいな。」
って思ってるあなたへ。
いい写真≠売れる写真
さっきも言いましたが、
今この時代、黙ってても写真が売れるような時代ではありません。
考えてみてください。
あなた自身が圧倒されるような写真をインスタグラムで見つけたとして、その写真果たして実際に売れているでしょうか?
勿論売れている可能性もあります。
ただ、撮影者が黙っていても「この写真売ってください。」って声がかかるなんて事はそうはありません。
写真販売のポイント5選
ではここからはお待ちかねの具体的にどうやって写真をお金に換えるのかというお話。
結論から先に言うと
とにかく行動をおこすこと。
ここにつきます。
どんな物やサービスであろうと、それを売ろうと思ったら当然ながら物を売る努力をしなければいけませんよね。
そしてその努力が写真をお金に換える為に必要な努力でなければ意味がありません。
そのうえでアマチュア写真家が
「写真を売る為にすべき5つのポイント」
をまとめてみます。
1.写真を買いたいという人間の目に触れる場所に写真を展示する。(web上でも現実世界でも)
当たり前だけど、写真を買いたいと思っている人が集まる場所に写真を置けば、写真を買ってもらえる可能性は確実にあがります。
web上で言えば「ストックフォト」と呼ばれるサービス等。
pixtaやshutterstock等が有名ですが、ストックフォトをかみ砕いて言うと、webやブログ、広告用に高品質な写真を使いたいという方(企業や個人)向けに、会員(プロアマ問わず一般のカメラマン)が写真を登録し、サイト内で販売できるといったイメージです。
興味のある方はどうぞ
見てみると分かると思いますが、基本的に写真等を買いたいっていう人が見にくるサイトですので、当然チャンスはあります。
敷居が高いとかライバルが強すぎて勝負にならないなんて事も多々ありますが、大きなデメリットもないので是非挑戦してみてください。
売れればラッキーって感じでいればストレスフリーです。
ストックフォトは、自分が撮ったベストショットをUPし続けていくのではなく、自分が写真を売りたいターゲットをしっかりと選定し、そのターゲットがどういう写真を欲しているのかを考えて、あくまでも買い手目線でに立ち買い手の需要にこたえられるかが勝負です。
興味のある方はまずひたすら勉強しましょう!
僕はストックフォトはやっていないので、近いうちにストックフォト完全攻略企画を記事にします!!
現実世界で言うと写真展
写真展は事前の準備で大きな出費がある可能性が大きく、最初の段階ではあまりお勧めできませんが、ある程度写真歴が長く、自分のファンを抱えている人はどんどん写真展をやるべきです。
写真展では『いい写真があれば買う』という心構えで写真を観に来てくれる方も多いので、売り上げに繋がりやすいです。
普段は写真を買ってくれないファンの方も写真展を開けば御祝儀的感覚で写真を購入してくれるという事もあります。
今迄写真を買うという経験がない方に写真を売るのはとても難しいですが、一度でも写真を買ってくれた方なら、また購入してくれる可能性が高いので、いかに始めの一枚を売るチャンスをつくるかというところはとても大事なポイント!
2.ファンを増やす。(あなたの写真のファン、あなたの人柄のファン)
写真を売るってことに限らずファンを増やすことで、自分の中に選択肢がどんどん増えていきます。
なので、ファンを増やす事だけに力を入れていくだけで確実に写真の売り上げは上がっていきます。
特に自分の写真のファンになってもらう事よりも、自分自身の人柄のファンになってもらうことを心がけましょう。
写真のファンになってもらうよりもずっと簡単です。
具体的にはたくさんありますが、僕の例としては、いろんなイベントを企画して、この人の周りにいればなんか楽しいな!って思ってもらえるように意識して活動しています。
イベントに関しては写真関係ばかりではあまり広がっていかないので、全く写真に関係ないイベントの方が多くて、とにかく人と出会う事を第一に考えています!
常日頃から、出会う事さえできれば絶対にファンになってもらえる!って確信をもっておく事も大事です!
あとはやはりSNSをうまく活用する事。
SNSでは、あなたの事を知らない第三者があなたの投稿を見ても、またこの人の投稿を見に来よう!って思えるような内容を上げ続ける事を意識しましょう。
3.コラボする
写真単体で売れないのならいっそ他のアーティストさんとコラボしちゃいましょう。
例えば僕は今切り絵士の方とコラボ進行中です。(僕の写真をベースに切り絵作品を貼っていき、今までにない世界観を表現しようという試み)
他にも、押し花アートの方とのコラボも実際に企画実行し、僕の写真を押し花で表現してくださった作品は、僕の写真と押し花作品のセットで購入していただきました。
その時の作品がこちら↓
この押し花作品めっちゃ凄いですよね!
他にも歌手の方とコラボして、ミニ写真集付きの音楽CDを発売して、歌手のファンの方にもたくさん購入してもらう事もできました。
これらはコラボする作家さんのクオリティとかの問題もありますが、作品に関わる人が増えれば単純に販売経路の拡大に直結し、購入してもらえるチャンスがグッと増えます。
そして今まで見た事のないような作品が出来るのでかなりおススメです。
注意点として他のアーティストとコラボする際は、お互い尊敬しあえるような関係のアーティストの方とコラボするという事です。
これが極端に有名な方とコラボするような場合、こちら側の意志や意図がそのコラボに反映できないし、お金の話もしづらくなるので、お互いが尊敬しあって、共に高め合えるようなそんなコラボパートナーと出会えれば、作品を見る人達にも希望を感じてもらえると思います!
あとは写真を和紙にプリントしたりとかも面白いです!
写真に興味ない人でも、今迄見たことないような目新しい物は好き!って人も多いので、そういう層に向けた販売戦略も効果的ですね!
4.グッズ化する
写真が写真として売れないのであれば、写真を売れる“商品化“(グッズ化)してしまうのも一つの手です。
例えば、ポストカードや、カレンダー、クリアファイルやweb用素材等々。
需要という意味では部屋に展示する写真よりもカレンダーの方が多いので、より需要の多い商品としてグッズ化することで、写真をお金に換えるチャンスが広がります。
僕が今迄やった事があるグッズ化は、
カレンダー、ポストカード、Tシャツ、マグカップ、マウスパッドです。
滑った感あるものも多いですが、ニッチな需要に応えた結果写真が売れたという事もあるので、まずは行動しましょう!
こちらも興味がある方は見てみてください!
オリジナルノベルティグッズ印刷商品一覧 – ネット印刷は【印刷通販@グラフィック】
5.フォトコンテストに挑戦する
これが意外に稼げます。
僕は写真を始めて4年目位までは積極的にフォトコンテストに応募していたんですが、その間レンズも含め一眼レフの本体にかかったお金も、撮影に使ったであろう旅費等もフォトコンテストの賞金で賄えていました。
でもただ闇雲にフォトコンテストに応募するのではなく、やはり戦略があります。
大きなフォトコンテストになると最優秀賞の金額が50万円とか100万円なんてフォトコンテストもあるんですが、正直このレベルのフォトコンテストで賞金を取ろうとすると競争率が高すぎるのでかなり難しいです。
そこで狙っていきたいのが、ローカルのフォトコンテスト。
フォトコンテスト情報サイトにも載らないような小さな規模のフォトコンテストです。
僕は以前ローカルのフォトコンテストで2年連続最優秀賞をいただき、計10万円をGETしたのですが、その際の応募数はなんと1年目18人、2年目16人でした。
三年目もいただきだ!と思っていたら、三年目はフォトコンテスト自体が廃止になってました。笑(それくらいローカルな感じのフォトコンテストがいいです。)
僕は一方で2012年度タムロンの、マクロレンズフォトコンテストのネイチャー部門で銀賞に選んでいただいたのですが、この時の賞金は5万円でした。
でも応募点数は約3,000点
どっちで勝負するべきかは言うまでもないですよね。
このように、フォトコンテストで賞金を狙う際は情報収集がかなり大事な要素になってきます。
フォトコンテストの詳しい攻め方や注意点等は後日また別の記事にまとめますが、こちらも大きなデメリットはとくにないので、是非挑戦してみてください。
最後にフォトコンテスト情報が掲載されていて見やすいサイトを貼っておきます。
フォトコンテスト情報 | CAPA CAMERA WEB
以上が今現在あなたに挑戦してもらいたい「写真を売る為にすべき努力5選」
でした。
スマホで撮影している方へ
ここからはスマホカメラマンのあなたへ。
ここまで読んでいただけていればわかると思いますが、
スマホ写真でも売れます!!
大事なのは売れる写真かどうかではなく、売れる行動をとれる(継続できる)かどうかです。
スマホ写真はやはり一眼レフで撮った写真と比べると、クオリティ的に劣る事が多いとおもうのですが、そこはセンスでカバーすることもできるし、現にインスタグラムで高い評価を受けてる方でスマホで撮影しているという方も多いです。
そこから本の出版に繋がり収益を得ている方もいるくらいですので、スマホで撮っているからといって自分の写真はお金にならないなんて決めつけないでください。
ただ、やはりどんなにセンスがよかろうが一眼レフに比べると不利な部分は多々あります。
例えば、先ほど「写真を売る為にすべき5つのポイント」の部分であげたストックフォトは、そもそもスマホの写真を販売対象として認めていないケースが多いです。
更に、写真展に関しても場所によってはスマホで撮影した写真だと断られてしまうというケースも0ではありません。
更に更に、フォトコンテストでもスマホ写真不可というものも少なくありませんし、スマホ写真可であってもスマホ写真専門のフォトコンテストじゃなければ最優秀賞をとる事は難しいでしょう。
そういう不利な面を含めてもスマホならではの利便性や機動力や瞬発力なんかは魅力がありますし、一億総カメラマン時代の大半はスマホカメラマンなので、自信を持って作品を発表していってください!!
自分の作品に対してどんな時もぶれずに「私の写真は最高だ」って言いきっていれば絶対にあなたのファンが増えていき写真も売れます!!
どんな方法にしろやはり行動し続けることが一番大事です。
まとめ
・1番大事なことは行動し続ける事
・ストックフォト、写真展等、写真を買いたいという欲求を持ってる人を探してそういう人に写真を見てもらう
・ファンをつくる努力をする
・全く別のジャンルのアーティストとコラボする
・嗜好品よりかは実用品の方が売れるので、実用品にグッズ化する
・フォトコンテストに挑戦する。どれだけ競争率の低いフォトコンテストの情報収集が出来るかが勝負
今回のこの記事を読んですぐに写真が売れ出すといったノウハウではありませんでしたが、少しでも前向きな気持ちになれたり、自分の写真をお金に換えれるように行動してみようかなって思っていただけたならとても嬉しいです。
随分長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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