【一眼レフカメラ&ミラーレス一眼】絞り優先モードでの撮影方法

こんにちはあゆむです!
今日は絞り優先モードでの撮影方法について記事を書いていきたいと思います!
最近僕の友人のKさんが一眼レフを購入して、撮影意欲にわいているのでそのKさんに向けて記事をかきますが、少しでもあなたの参考にもなればいいなと思います!!
・一眼レフカメラを買ったばかりのママさん
・超機械音痴で機械の話になるととたんに完全シャットアウト
・せっかくカメラを買ったので絶対マニュアル撮影したい
・今のところカメラへの情熱は人一倍
・撮りたい写真は自分の2歳の子供の写真とペットのわんこ「チョコちゃん」の写真
これを踏まえて
・プロでも使う絞り優先モードでの撮影が出来るようになる
・今AUTOで撮影をしている方
・習うより慣れろ!って方
・カメラ初心者の方
絞りとは
まずは絞りって何?って方は前回の「難しい話抜きで絞りを使ってボケのある写真を撮る6つの方法」を見てもらえればと思うのですが、今回は明るさの調整と、ピントの合う範囲をコントロール出来るという、全く別の2つの機能を持つと考えていただければ大丈夫です!
今回はピントの合う範囲をコントロールする話がメインとなるのですが、明るさの調整という面で、
絞りの数字が小さければ小さい程明るく、大きければ大きい程暗いという事だけ覚えておいてください!
付け加えるとカメラって「絞り」と「シャッタースピード」と「ISO感度」の3つそれぞれの特徴ととそれぞれの関係性を理解するっていう事が物凄く大事なんですが、この「絞り」は一眼レフカメラにおいて初心者が一番理解に苦しみ、一番挫折の原因となる機能といえます。
なのでまずは理解しないままでいいので、「絞り優先モード」を使った撮影になれていきましょう!という目的で記事を書いていきたいと思います!
いきなり小難しい話をされても覚えきれないけど、理解しないながらも普段から絞り優先モードで撮影していれば後々絞りの理屈を見た時にすんなりと理解できるようになります!!
実際に比較
続いては実際に写真を見ながら、「ピントの合う範囲をコントロールできる」ってどういう事?っていう疑問を解消していきましょう!
写真を見る前に絞りの数値の呼び方と表記の仕方を先に話しておきますね!
呼び方
絞りの値なので、「絞り値」と言います!
他にもそのまま「f(F)」と呼ばれることもあります!
あと、このf値はレンズによって最小の数字、最大の数字が変わります!
その中でも一番f値が小さい値の事を「開放値」というのでこれも覚えておきましょう!
始めにカメラとセットでついてきたレンズの開放値はf3.5より大きい数字が多いと思います!
表記の仕方
これは「f2.8」や「F5.6」といったように「エフ○○」と表記します。
比較
ではまずf2.8からいきましょう!
今回比較に使った僕のレンズの開放値です!
手前のかわいいお地蔵様の顔にピントを合わせています!
なので、手前のお地蔵様にはあまり変化がないので、後ろのお地蔵様に注目して見ていてください!



数字が大きくなるにつれて、後ろのお地蔵様の輪郭が少しずつ見えるようになってきたのに気づきますでしょうか?
まだいきます!


最後にもう一度f2.8とf22の画像を並べて比較してみましょう。


もうちょっと比較しやすいようにこんなん作ってみました!
左上のf値の動きがめっちゃ気になりますね!
大雑把ですいません!(笑)
なにはともあれ、絞りが大きくなるほど後ろのお地蔵様がはっきりしていくのはわかっていただけたとおもいます!
つまりここでのポイントは
「f値が小さい程ピントの合う範囲が狭くなり背景(前景)がボケやすく、f値が大きくなる程ピントの合う範囲が広くなり、背景(前景)がボケにくくなる」
ということで、ここは数字は気にしなくていいので、感覚的に覚えていただければと思います!
絞り優先モードでの撮影時の設定(数字)
それでは実際に絞り撮影モードについて話していきたいと思います!
絞り優先モードとは、カメラの「シャッタースピード」「絞り」[ISO感度」の3つの超重要要素のうち、絞りを自分で設定して撮影出来るといったモードです!(ISOはオートでもマニュアルでも設定できますが、シャッタースピードは完全にカメラが設定してくれます。)
本来ならここからは知識の話をしていかなくてはいけないのですが、それではこの記事の趣旨と違うし、
カメラの原理や理屈なんていいの!習うより慣れろって言うじゃん!!!!
Kさん
って言うKさんに怒られてしまうので、僕が独断と偏見でおすすめする撮影方法をお話ししたいと思います!!
ISO感度
ISO感度はオート!
もしマニュアルで設定したい方は、
日中に外で撮影する場合100、または200に設定しておきましょう!
建物の中や、カメラが暗いと感じる場合はオートにお任せするのが無難です!が、敢えてマニュアルでという方は800位から撮影し始めて、撮影後の写真を見ながら徐々に上げていくのがいいと思います!
ただ上げれば上げるだけ画質が劣化するので注意が必要です!
絞り
ここは全て自分で設定しなきゃいけないので、戸惑うかと思うのですがまずは僕が言うように撮影してみてください!
少しですがシチュエーション別に話していきたいと思います!
日中に外で風景を撮影する場合や、明るい場所での風景撮影
f5.6からf8を目安に絞りを設定してください!(画質重視)
これはレンズによって一番綺麗に撮影できる絞りの数値がだいたい、f8前後であり自分が一番多用する絞りだからです!(独断と偏見!)
ISO感度は出来る限り、100とか200位に設定しておくのがおすすめで、もしAUTOにしている方は、撮影後にISO感度がいくつになっているか確認しましょう!(画質重視)
上の写真は画質を重視して絞りをf5.6、ISO感度を100にして、シャッタースピードは1/3200秒、です!
日中にお子さんやペット、花なんかを外で撮影する場合
f値を5.6よりも小さい値にして、「難しい話抜きで絞りを使ってボケのある写真を撮る6つの方法」でお話ししたポイントを踏まえて背景をぼかした写真を撮ってみてください!
絞りは最小の値(開放値)でもいいのですが、開放値にせずに綺麗にぼかせることが出来るなら敢えて開放値にする必要はありません!(画質重視)
ISO感度は100か200等低めに設定しましょう!(画質重視)
上の写真は画質と背景のボケを意識して、絞りをf3.2、ISO感度が200、シャッタースピードが1/200秒となっています。
室内でお子さんやペットの撮影をする場合
f値を一番小さい数字に設定しましょう!(明るさ重視)
家の中って電気を全部つけていたとしてもカメラ的には暗いんですよね!
部屋の明るさにもよりますが、基本的に室内撮影は非常に難しい撮影になると考えてください!
ただ、自分の家の中であればなんぼでも撮影出来るし、挑戦することが凄く大事なので、僕だったらこう撮るっていう設定を書いておきます!
f値は開放値。(明るさ重視)
ISO感度は800位から段階的にあげながら撮影。(明るさ重視)
f値を開放値にするのは単純に少しでも明るくしたいっていう狙いなんですが、同時に背景をボケやすくするという効果もあるので、特に室内ではf値はちいさめがいいでしょう。
ISO感度は画質重視なら数字を小さく、明るさ重視なら数字を徐々に大きく!と覚えておくといいでしょう!
あとどんな状況でも撮影においてはとにもかくにも「明るさが命」です!!
室内の撮影ではとにかく部屋を明るくすることを第一に考えて、昼間でも電気MAX、カーテン全開、被写体照らす!とか明るさを確保することを大事にしてください!
上手に写真を撮るコツって色々ありますが、明るさを確保するっていうのがめちゃくちゃ大事なコツです!
上の写真は明るさ重視のため、絞りが開放値のf2.8、ISO感度が400、シャッタースピードが1/160秒です。
外での夜景撮影
さっきも言いましたが、「明るさが命」です!
何の準備もなく、夜景を撮影しよと思ってもカメラ的には暗いので120%綺麗な写真は撮れません!
夜景を綺麗に撮る為には三脚が必須となります!
逆に三脚さえあれば簡単に綺麗な夜景が撮れるので、せっかく一眼レフを買ったのであれば、安くても平気なので三脚も買ってハイクオリティな夜景を撮りましょう!
夜景モードとかあると思いますが、三脚なしでハイクオリティな写真は撮れません!
夜景は設定云々で撮れる被写体ではないので、三脚がある方に向けて綺麗な夜景の撮り方の記事を書きます!
上の写真は画質重視で、三脚を使い絞りをf8、ISO感度100、シャッタースピードが20秒となっています。
まとめ
今後色んなシチュエーションで撮影をしていくと、如何に上手に撮影するのが難しいかを痛感して、写真が嫌になるかもしれません!
そういう時は曇った日の日中に外でお子さんやペット、花、風景を撮影するといった習慣をつけるといいと思います!
日中の曇天時の外での写真撮影は明るさ充分なうえに、太陽によっての日陰と日向の差がないので、めっちゃくちゃ楽ですから(笑)
「シャッタースピード」「絞り」「ISO感度」を理解するまでは、どんな一眼レフを使っていようが、カメラが暗いと感じる場所ではいい写真を撮ることはなかなか難しいです。
でも撮影を続けていれば、必ず徐々に撮影出来るシチュエーションが増えていきますので安心してください!
もし
こういうシチュエーションではどういう風な設定で撮影すればいいの?
Kさん
なんてコメントしていただければそれを記事にしていきますので、どなた様もお気軽にコメントしてください!
今日は絞り優先モードについて書きましたが、かなりかなりざっくりとした記事ですので、もうちょっと細かい記事も徐々に書いていきたいと思います!
最後までお付き合いありがとうございました!!